金曜日は川床屋台のある夏の京都から
少し足を伸ばして、紫陽花と赤紫蘇の季節を迎えた大原に行ってきました
赤紫蘇の畑には側に茄子や胡瓜も。
800年の歴史のある、大原のしば漬け。それに欠かせない赤紫蘇は、雑種交配しないように、毎年自家採種をおこない受け継がれてきたものです。
梅雨明けした日でしたが、朝は非常に爽やかで涼しく、歩くだけで心地よい風が吹き抜けます
雨上がりで水量が多く自然のミストをたっぷり浴びました
出会うとほっこり、大原女の石像
紫陽花で有名な三千院など多くのお寺がありますが、この日は宝泉院さんを拝観してきました
樹齢700年の五葉松、竹林、西側には里や遠景の山々が見えるよう作庭されて、遠く奥深さを感じられます。
忙しい時間を忘れてゆっくり。気持ち穏やかに落ち着く気分に。〝立ち去り難い〟と言う意味の額縁庭園です。
座る場所に札を置くと、点てたお抹茶とお茶菓子を運んで下さいます。
お茶を頂きながら古刹の額縁の世界で静寂な時を過ごし、心が浄化されました。
お昼に近づくと、じりじり気温が上がってきます
たくさん歩いた後には冷たい赤紫蘇ジュースが身体に染み渡ります。
バス駅の反対側にわたり、寂光院に向かう道
築140年の平屋を改装した、わっぱ堂さんがあります。
懐かしさを感じるお座敷
お米やお野菜など農薬、化学肥料を一切使用せず。自ら育てられた食材が並ぶお弁当。
お野菜の天ぷらや地鶏のつくね。それに、様々なおばんざいは出汁が工夫され、上手に使われています。
破竹ごはん、湯葉とお豆のお味噌汁
ズッキーニの辛子浸しが印象に残りました。採れたての野菜はアクも殆ど出ないのて、だし汁で野菜を湯掻き、茹で汁に辛子、味噌などで調味されてるそう。
〝野菜の茹で汁は捨てるのが勿体無いって思うんです〟と作り手の方がおっしゃっていた言葉が印象的で一から育てられている食材への愛情を感じました。