こちらは黒枝豆畑の収穫も解禁してまもなくの丹波篠山。自然に向き合いながら作陶に取り組まれている立杭地区の集落です
50件以上の窯元があり集落を散策しながら50通りの暮らしの視点を感じられることができます
ゆっくり坂を登ると高台で風光明媚な窯元。近くに野菜の畑、自然と共生したくらしが伝わってきます
丹波の山土と田土からなる陶器は独特の厚みがあり、触れると手から土の温かさ、ぬくもりが感じられます
工業化はせずに時代の流れに合わせた日用使いの陶器を黙々と作り続けられています
懐かしいポン菓子、新米をこちらで買いました。
焼き餅やお汁粉、焼き芋、手作りパンやお菓子など地域の方が作られているものも窯元で販売されていたりします
薪の灰が釉薬や土と溶け合う灰かぶり、1つ1つ違う色や手触り、不揃いの形が心を引き寄せられます
ギャラリーの上、風通しのよい場所。この景色を眺めながら
コーヒーのサービスが嬉しい。丹波焼きのカップは口のあたりがすごくいいのです
どこを切り取っても自然が寄り添っていますね
時折り見かける猫さんもしあわせそう
猫がいる工房では猫をモチーフにした作品があるのが楽しい
後継者不足、無限ではない産地の資源など
850年続く文化を繋げていくことがいかに難しく苦労もされているのかも知りました
たくさん歩いて見てきた景色、器を使うたびにこの土地の風景が浮かんできますね
最後の1束だから半額にしてあげると言われました。もう少し熟した頃が甘みがあり好きなので買う予定は無かったのですが、半額の魔法の言葉に負けてしまいました
よい一日になりますように