それほど遠くないですがしばらく車を走らせると、自然豊かな山、畑、水田が広がる美しい景色が広がります
こちらは神戸市北区淡河(おうご)町
淡河の宿場へ
播磨から湯乃山(有馬)を経て京都、大阪を結ぶ西国の裏街道とした淡河宿の名残りのようです
江戸期に入り参勤交代、湯乃山湯治の大名なども利用された本陣
前を通る湯乃山街道にも萱葺きの家、石標など面影が残っている場所もあり、1件1件、屋号もそのまま残されていました
縁側に座り足を伸ばして
素足から伝わる、心地よさ。床がすべすべして柔らかい
澄んだ風鈴の音色
目の前の中庭。奥はなまこ壁の立派な蔵
猛暑日でしたが、庭に小さなミストが撒かれているくらい、建物は風が抜けて、エアコンもないのに暑くないのがとても不思議です
食事も出来ます
蒸した鯖が炙ってあり、淡河産黒豆味噌が半分は塗られてます。地元野菜の副菜3種、冬瓜汁、すいか。農家さんのお野菜もありました
淡河の桃を2個使った天然のシロップ
食べた後はさらに涼しくてお昼寝したくなる
古いものが残っていますね
サザエさん見つけた。 バスの時刻表も
敷地内には、井戸に茶室、西宮えびす神社の分社もあります
他にも16畳の大座敷が3つもあり、奥の平屋にある西座敷は江戸中期に建てられたままで現存
剥がれた壁紙の向こうに、手書きの反故紙がのぞいていたり
庭に近くの山から引いた水の流れる泉水も
展示保存ではなく、使われながら活かされている
古いものを大切にして、手入れがきちんとされ、磨かれている
大切な事を改めて感じました