瀬戸内海の鯛は産卵期を迎え、美しい桜色。五智(ごち)網漁も今月始めに解禁され、魚屋さんで活けの大きめの桜鯛を買いました
3枚におろし、塩をして炙ったアラでまず出汁をとります。いつもはこれで終わりますが、今回はアラの身をほぐしてから、もう一度、骨だけ戻して再び出汁をとりました
濾してみると濃度のある出汁がとれていましたね
ハリイカ、お久しぶり
墨袋、ちょっと破れましたが何とか取り出して冷凍しています
鯛に入っていた真子、肝も一緒に炊き、火を止めてから時間を置いて味を染みさせています
鯛の皮は旨みたっぷりですね
大根にセリのおひたしを合わせ、カリカリに焼き揚げした鯛の皮をのせています
鯛の白子を別に買っていたので揚げてお塩で。
鯛、筍は温かい天だしにおろしを入れて頂きました
鯛の身は煮切り味醂と醤油を合わせたタレにしばらく漬けこみ。
じっくりとった鯛の温かいお出汁に塩ひとつまみし、山葵など薬味を効かせて、心底おいしいと感じられるお茶漬けです
ホーホケキョ、お庭からウグイスのさえずりが聞こえますね
よい日曜日をお過ごしください